ピアノコンクール

2023年10月29日 08:36

毎年夏から秋にかけてピアノコンクールが開催されます。

コンクールは競い合いに行くのではなく、音楽の大切さや練習方法などを習得するためと考えることが大切だと思います(^^)

もちろん普段からパーフェクトな練習をされている生徒さんは別ですが、、、

多くの方は何となく弾けるようになって、何となく強弱がつけられて、何となく速く弾けるようになって、何となく標題の求めるような雰囲気な音楽になり、先生からは

『ウーーン、、、まぁ良いかなぁー』

と丸をもらう。次に進む→

な感じですよね。


でもコンクールはそれでは予選すら通過できないので

あれやれこれやれ先生から支持されて毎日毎日同じことの繰り返しして練習、練習、練習

(こんなん出なければよかったわ)
(こんなに大変なら今年はやめておけばよかった)
(ずーーっと同じ曲ばかり、飽きちゃう)

...とお母様のほうから根を上げて

そんな心は子供に伝わり
一ヶ月も頑張らないうちに、

家では喧嘩が始まり
ピアノをやるからやらないか
ピアノを、やめるか?まで発展して

『先生ーーー(涙)練習させるの大変です』

と泣き言がΣ(-᷅_-᷄๑)


、、、、、

コンクール参加した方は知ってますが
私の教育方法として

あ!お母様へのですよ(・◇・)/

【コンクール参加される方のLINEグループ】

を使って報告会をしてます。
毎回、毎年ね、、、



毎日毎日
お子様が練習した後に

何をどれだけ練習したか、報告してもらってます


当然、、、私からの返信は

『○○ちゃん、あと最初のところ30回弾いたら終わりましょ』
『○○ちゃん、ちょっと練習の仕方が悪いようですね、もう一度同じところを30分練習しましょ』


などなど、、、
お母様からは、え?まだ?
え?これから?

何が行けなかったの??

え??120分???

なーーんて思ってましたよね、最初は


でも全員予選通過した時は

全員の生徒さん練習の時間が知らない間に増えていて

びっくりするくらい上達してきてましたよね!




私も、毎日毎日、
今年は12人の生徒さんにメールメールメール、、、
レッスン終わってからもメールメールメール、、、
食事中でもコンクールの間は返信、返信、返信


はぁー( ̄◇ ̄;)

今年は人数も多かったので
ちょっと、、、大変でしたが(笑)

365日一日中メールしていた気分ですわ(◞‸◟)



全員予選通過して
ほっとしたら

次は本選への道のり



本選へは全国大会出場が決まるので
そう簡単にはね、、、、難しいですよね、、、

予選での練習×2倍はやらないと

それも、またまた同じ曲で

同じ曲ばかり
どこをどう練習するの?
当然ながら予選よりさらに多く練習時間を作らないといけないしね



そのうち、、、

(予選通過できたことだけで充分だから)
(これだけ練習したから、あとは本選まで毎日忘れないように弾いてれば良いわ)
(子供が飽きちゃって他の曲ばかり弾いてる)

って
勝手に変な納得しながら、練習できない体制を美化してしまうお母様達、、、


結果は本選までの練習がペースダウン↓
で、本番前になって慌てて練習

これでは全国大会通過は無理だぁーー

いつもこの時期になると困る私、、、
大抵のお母様達は目標が予選通過なので
本選ともなるとテンション落ちてて

ここからが頑張りどころなのに


みんな同じ悩みかかえてるってわかる為にも
グループLINE学習して
他の生徒さんが頑張ってる事を知って、お母様自身もお子様と一緒に頑張りつづけるように

予選通過した生徒さんのグループLINEに移行して


みんな同じ悩みを抱えてますよ


またまた先生に叱咤激励されながら
同じことの繰り返しして
つまらない練習を続ける


でも
この時間の練習は本選の出来栄えに直結!


いつも思うけど
この楽しくない練習時間の差ですね
合格点まで達成するってことは、、、


そして
今回はピアノでしたが、学校の勉強も同じです!

受験と、同じなんです

音楽だから才能がなかった??
いえいえ違います!

一つのことを、飽きずに、やり遂げる
一つのことを、丁寧に進ませる
一つのことを、計画を立てて完成させる


一つでも欠けると、目標に到達できないってことを

でもその時に

何が足りなかったか
何が原因か

きちんと理解させること


これからこの3つの何を埋めていくのか?

お子様に理解させることです




コンクールにチャレンジしたい生徒さん

是非是非!!

私はレッスンに来てる生徒さんは全員チャレンジしてもらいたいと思ってますよ


(^^)




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